いんきんたむしと感染リスク

いんきんたむしと感染リスク

 

いんきんたむしが厄介なところというのは、他の人から感染することもありますし、感染させてしまう危険性があるということです。いんきんたむしはもともと白癬菌に感染してしまい、増殖することによって発症します。
そのため、人からうつされないことはもちろん、自分が感染してしまった時には他の人にうつさないことが重要です。

 

寮などで集団生活をしている場合には、このようないんきんたむしによる感染が多く発生することがありますので注意が必要ですよ。ではいんきんたむしはどのような状態で最もよく感染ってしまうのでしょうか?もっとも多いのは直接的な接触です。

 

たとえば、友人と下着を共有した時などにはいんきんたむしに感染するリスクは非常に高くなります。さらにタオルを共有する場合にもいんきんたむしに感染することがありますので、注意が必要です。

 

いんきんたむしは陰部や陰部周辺に発症しますので、水虫ほどは感染する確率は高くありません。しかし、それでも感染する人は非常に多いですので、注意しておくようにしましょう。

 

いんきんたむしを発症するとあまりのかゆみに我慢ができずに日常生活にも支障をきたすことがありますので、十分に注意をしておくようにしましょうね。

 

いんきんたむしを発症しやすい環境

 

いんきんたむしが繁殖しやすい環境ってどんな環境だと思いますか?このいんきんたむしというのは水虫と同じように高温多湿を好んでいます。

 

そのため、この高温多湿な環境が整っていればどこでも繁殖します。そして様々な場所に感染するようになります。

 

足に発症する水虫と比べると股間部のいんきんたむしというのは予防することが非常に難しいものです。そのため発生してしまうと簡単には治療することができません。

 

また、生活環境以外に発症する原因は様々ありますし、子供であっても大人であっても簡単に発症してしまいます。そのため、普段から注意をしておくようにしましょう。

 

もちろん男性も女性も発症する危険性はありますので、しっかりと予防をしましょう。どれだけいんきんたむしの原因菌の増殖を防ぐことができるのか、ということが重要になりますので、よく覚えておいてくださいね。

 

特に夏場にはいんきんたむしを発症する危険性が高いです。高温多湿になりますし、股間部分というのは特に高温になり、多湿な状態になりますので、少しでもそのような状態を改善することができるようにしましょう。

 

また、水虫の方の靴下と一緒に下着を洗濯するようなことはいんきんたむしの原因となりますので、しっかりと予防するようにしましょうね。

 

いんきんたむしとカンジダ

 

そもそもカンジダといんきんたむしというのはどのようなものなのでしょうか?
一口で言うのであればカンジダもいんきんたむしも真菌と呼ばれるカビが原因となって発症しているのです。

 

そういった点においては両者は全く同じ仲間になります。
しかし、真菌の種類が異なるのです。

 

カンジダの原因となっているのはカンジダ菌で、いんきんたむしは白癬菌が原因となっているのです。
ちなみに白癬菌は体のいたるところに感染しているものです。
手足に感染した場合であれば水虫と呼ばれることになりますし、爪の場合には爪水虫と呼ばれるのです。

 

このカンジダ菌も白癬菌も常在菌ですので、体に本来あるものなのです。
健康な人の皮膚であったり膣にも存在しているものです。

 

常在菌ですので存在していても発症するわけではありませんが、異常に増殖した場合には発症してしまうのです。

 

ストレスが過剰になったり免疫力が低下した時には増殖してしまうのです。
性行為によって相手から大量に原因菌を移動してくることで発症することもあるのです。

 

いんきんたむしを予防するためには、感染しやすい場所ではしっかりと感染を予防することが重要ですし、普段の生活の中で感染を防ぐことができるように注意をしておくようにしましょうね。